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あおい達がこの世界に来るまでのお話をちょっくら書いてみようと思って・・・
小説は初めての挑戦なので読みにくいかと思われます。
予想以上に読みにくいので分けます;
かなり区切り悪いッす・・・;

ではでは、どうぞ↓


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




普通に学校に行って、友達と騒いで、家に帰れば大好きな兄とお母さん、お父さん、そして兄の二人の親友がいる


ここまではどこからどう見ても普通、いたって普通。
でも、普通じゃない。
普通には、いられない。
いや、元から普通じゃなかった。


ー私ハ”バケモノ”ダカラ・・・ー




【そして鳥は空へ】


『こっちくんなよ!』
『おまえはバケモノなんだっていってたぞ!』
『バケモノ!』
『バケモノ!』

ーちがうよっ、バケモノじゃないよっー

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


まどろみの午後、ここは家の縁側。
そこにははねっけのある黒髪の少女が小さな寝息を立ててそこにいた
典型的な和風家屋でそこそこ広いし、日当たりも良好。
庭には木もあり様々な種類の花が咲いていて癒し効果もばっちり


今日は天気もいいしまさに絶好の昼寝日和、そんな静かな空間を一つのメロディーが流れてきた


あ~り~が~と~さよ~なら~♪


何故、着メロが別れの歌。悲しすぎ。
「主様、携帯鳴ってますよ」
背に白い羽を持つ金髪の儚げな少女がその黒髪の少女に呼びかける
だが、身じろぎひとつするだけで一向に起きる気配がない


「あおい、起きろっ!ってーかこいつのセンスわっかんねぇ~・・;」
今度は金髪の少女とは正反対の紅いコウモリの様な羽をもつ目つきの悪い少女が"あおい"と呼ばれた黒髪の少女に怒鳴った。

「う"~・・・、夢見わる・・・」
昔の事なのに、まだたまに夢に見てしまう。
こういう時は、決まって何か嫌な事か、面倒くさいことが起きる。
・・・・携帯、無視しよっかな・・・。・・・・無理か。

ようやく起きたあおいに金髪の少女がにこやかに話しかける
「今日は天気がよろしいですからね。でもせめて何かかけて寝てくださいね?お風邪を召されては大変です」
「うん、気をつけるよ。ありがとう、リフィル」
そういって、今度は近くにおいてあった携帯に手を伸ばして開く
内容は・・・


『世界樹まで来るように! あ、リフィル達もつれてきてね~ノシ 』


と、いうものだった。
どうやら、平凡な(妖怪退治してる時点で余り平和ではないが)お昼寝もここまでらしい。
やはり嫌な予感とは当たるものだ。

「集合だって。ルミナス、悪いけど九尾呼んできて」
九尾は私が小さい頃捨て犬だと思って拾ってきた妖狐である。
家に連れ帰ったら、皆がびっくりしてた、なにせ大妖怪九尾を拾ってきたから
ちなみに、九尾って名付けたのも私。理由は「尻尾が九本あるから」
我ながら安直だとおもうよ・・・
本人は、私に仕えてるって言ってるけど、私は家族だと思ってるんだけどな。




ところ変わって、世界樹本拠地。
ここはどの世界からも隔離されている場所。
つまり異空間の中にある一つの世界だと言える。
木々で囲まれている建物は白で統一され、広い庭があり、中央にはひときわ大きな大木、世界樹があり,そしてそれが創造主さまでもある。
そしてあおいは一つの部屋に入っていった。
建物は白で統一されていて、清楚な感じの所だ。
だが中はそうではなく、むしろソファやらぬいぐるみやら食器棚やら色々充実している。
あ、あと色々な世界のお土産もたくさんあったな。もちろんちゃんと整理整頓して置いてある。
此処で暮らしている人達もいるからだ。
私はまだ学校もあるし、妖怪退治もある。
それに何より両親や兄達といたいから、というのもある。



「あおい、早かったわね」
そこにいたのは長い黒髪の18位のどこか落ち着いた少女。
本来、広いはずの部屋は大量の書類によって少し狭く感じる。
この部屋は彼女が仕事場として使っているのだ。
椅子と机以外には数枚の写真に可愛いウサギや犬の置物が数個に天井まで届くような大きな本棚がある。
ちなみに彼女の本は一冊もなかったり・・・
そして光が多く入るように大きな窓があり、そこからは庭の様子が見える

「うわ!相変わらず書類に追われてるみたいで・・・;」
「きのうは一旦なくなったんだけどねぇ~・・・増えたわ・・・。」
この黒髪の少女、見かけは少女だがあおいが2歳の時に16才だったので既に二十歳は超えている。
三十路とは言わない、怒られるから・・・

今では闇と光の争い、"エデン戦争"と呼ばれている戦いの渦中にいて、そして、その争いを鎮めた張本人でもある。
詳しいことは良く分からない。話に聞いただけだから。
でも、すっごく悲しい真実があったんだって言ってた。誤解から起きたんだって。


「で、呼んだのは他でもないのよ。ちょっと行って欲しい世界があるの」
「どこ?」
「ほら、キャスちゃんの故郷の世界。主神が人間に制裁下すよう命を下した。」
キャスちゃんというのは世界樹の一人の神様、いや今は神格剥奪されてるから元神様というべきなのかもしれない。ちなみに男である。
女と間違おうものなら瞬殺キックがお見舞いされるだろう。
この間、私の兄、朔兄が女の子と間違えて瞬殺キックを食らわされかけてたのを見た。


「・・・ちゃんずけ、いい加減怒られるよ?キャス兄に。」
「大丈夫大丈夫。で、空間が不安定になってきてるみたいなの、異世界から来てる人もいるみたいだし。それと、私達と逆の組織”灰翼(はいよく)”も・・・」


灰翼は世界崩壊を望む組織。
エデン戦争で敵対した組織。・・・誤解から生まれてしまった世界を憎む組織。
彼らの目的はただ一つ”魔王を滅ぼした光など滅んでしまえ”


ーそれは、まるでいつかの私ー

~中へ続く~

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