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オリキャラRPG専用ブログ
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た、たぶんこれで終わるはず・・・
かと思ったら勢いあまって上・中・下になりそうな予感。
もしかしたら4話になる可能性が・・・
前の続きなるものです。前回とんでもないところできったので、とんでもないトコから始まります。
そして、下手すると話が上手くつながっていないかもしれない・・・
無駄に長い挙句意味分からんので追記に隠しっ
今回ちょっと暗いです;
最後にドンって落とされる感じです、嫌いな人は注意!


小説とは関係ないんですが、くーや。さんのブログに行ったらなんとミスティちゃんとあお
いが仲良しなほのぼのな小説が!!
しかもイラストつきで!
癒されました・・・ミスティちゃんに。
年齢の近い女の子同士で仲良くしてるの大好きですw
こう、花があっていいと思います(なんじゃそりゃ)
前にくーや。さんとは絵茶でお話させてもらってミスティちゃんとあおいの仲良しにさせもらいました!
う、うれしい・・・!
イラストを描く許可ももらったのでミスティちゃんとのほのぼのな感じを描きたいです・・・

それを、描いていたのに保存したら線画が消えてる!ってことになったのにはこのパソコン壊そうかと思いましたね。珍しく上手くいったと思ったら、これだよ・・・。


みえさんに学園ものバトンで恐れ多くもあおいが生徒会長に・・・!
しかもルミナスが副会長・・・!二重でびっくり
・・・ものすごく描いてみたい。
でも、まだいろんなもの描き終わってない・・・
うう、時間がもっと欲しい!

皆さんリストアップしてるので真似して私も。
・あおいとミスティちゃんのほのぼの
・フィーナちゃんの召喚士イベント
・こっそり後をつけるお兄さんお姉さん
・幽の全身画
・キャスとあおい

後はエドワードさんとあおいを絡ませてみたいけど・・・
何故だろう、エドワードさんをあおいが追ってる図しか思いつかない・・・!(最悪







『1500年以上もの誤解はそう簡単には解けなかったってことだ』


セル兄はそう言ってた。
そもそも、魔王は死んでいない、闇の統治者:セルこそが魔王だからだ。
それに光と闇はもともと争ってもいないし、むしろセル兄は光、いや初代創造主:エバ様とただ幸せに暮らしたかっただけ。
魔王という名はただ人間に勝手につけられただけ、一部の悪意ある人間によって歴史を隠蔽されただけだって言ってた。

そして、1500年たった今、エデン戦争の終わりとともにその生活を手に入れた


昔の私も灰翼同様、心底、本当に心から破滅を望んだ。自らの破滅を・・・
人でもなく妖怪にもなれない半端者の私の破滅を。
人からは化け物といわれ、ほとんどの妖怪達は裏切り者と罵った。
そして、睨むのだ。
あの、汚らしいものを見るかの様な・・・あの眼で・・・・


「・・・あおい、どうかしたの?」
「え、あ・・・と、とりあえず様子見て来いってことだよね!!」
無意識に昔のことを思い出していたから変な顔をしていたのだろうか。
彼女・・・英里が突然心配そうな声をかけてきた。

今、上手く笑えただろうか。英里は勘が鋭いし感情の変化に敏感だから、気づかれたかもしれない。
「そう?ならいいけど・・・」
うん、上手く笑えてたみたいで良かった。
英里は安心したみたいで話を続けようとした。
のだけれども・・・


ポンっ


わしゃわしゃわしゃわしゃわしゃわしゃ



「??な、なに、九尾?」
九尾がいきなり頭に手を乗せたかと思いきや頭を思いっきり撫でてきた。
よく頭を撫でられるけど、九尾が頭を撫でる時はいつも私が元気がない時だ。


「・・・すぐ何かあると笑顔でごまかす、あなたの悪い癖です。」
いつも無愛想なのにこういう時はいっそうしかめっ面になる。
怒ってるみたいだけど、心配してるのがわかる
「全然大丈夫だよ!」
って言えたらいいね。
でも、心配してくれてるの分かってるからそんな風に言えない。
いや、言えなくなる。

「ちょっと、昔を思い出しただけだからへーきだよ。もう子供じゃないんだし」
そうやって今度はいじけたような表情になる。
それにルミナスと九尾とリフィルは3人そろって不機嫌そうな声で返した。
「14才はまだまだ立派な子供だ((です))!」
それに英里も促すように優しく言ってきた
「まったく。こんなに心配してくれてるんだから弱音ぐらい吐いたっていいのよ?」
「ありがとう!でも、ほんとにへーきだよ!」
昔は昔でもう割り切った。
今は今でとても楽しい日々を送っているから、傷付くことなんて前に比べたらなくなった



「じゃあ、話に戻るけど、あおいはしばらく妖怪退治の方は「あ!」・・どうしたの?」
そこで気づいてしまった、とても重大なことに。
英里達は私がいきなり大きな声を上げたのでやっぱりなにかあったのではと心配してるようだが、今度は違う。
もっと大きな問題だ。

「どうかしま・・・・あ!」
リフィルも気づいたようで、やはり大きな声を出した。
「うわ!何だよリフィル、どうしたんだよ!」
「ルミナスちゃん、いま家に誰もいないの!」
「はあ?それでなんで・・・って、あぁ;」
リフィルの説明で納得したようにルミナスもうなづく。
九尾もすぐに気づいたらしく一人しまった!といった顔をしている。



「え、何々?どうしたのよ?」
一人状況を飲み込めない様子の英里はなにやらあたふたしている
そんなのは気にせずになにやら議論し始めた三人。
英里はそんな三人を見てその議論が終わるのを待つ事にしたらしく、部屋にある椅子に腰掛けてゆったりし始めた

数分後、議論が終わったらしく、約一名を除いて納得した顔つきだった。
「で、何があったのかしら?(にっこり)」
さわやか100%の笑顔。
でも後ろには黒いオーラが漂ってる。・・・・・はっきし言って怖い
「(こわ!)・・いやさ、今朔兄はキャス兄と一緒に仕事にいってるじゃん?」
「一緒に仕事って言うより迷子のキャスちゃん迎えに行ったのだけどね。でそれが?」
黒いオーラをいい加減しまって欲しい。
威喝感がスゴイのを耐えて話を続けようとしたら。
「主の父上と母上もご旅行中なのですよ。結果、主がいなくなると妖怪退治をする人がいなくなってしまうのです。」
九尾が変わりに話を続けた。
うれしいような、悲しいような・・・・
「かといって、家にいる妖怪達だけにやらせる訳にもいかねーからよ。」
と続いてルミナス。
「それで今、誰が残るかを決めていたのですよ。」
そして最後にリフィル。
英里も納得したらしく、なるほどといった感じにうなづいている


「ふむ、で誰が残るの?」
この三人は今まであおいのそばを離れたことがない。
常にそばにいて、三者三様だが常に主の身を案じている。
そんな三人の中の一人が初めてあおいのそばを離れるという。
てっきりもっと誰か別の人に頼むと思ったのに

「俺が残ることになりました。」
答えたのは九尾。
その顔は不満たらたらといった感じだ。
「あら。何で決めたの?」
「なかなか決まらなかったから公平にじゃんけんで。リフィルは戦いは苦手だから九尾とルミナスでだけど。」
(う~ん、もっと考えて選んで欲しかったわ・・・)
じゃんけんと聞いて英里は微妙な表情をした。
リフィルは完璧に後衛型だし怪我の治療も出来る、逆にルミナスは完全な前衛型だからバランスがとれてていいだろう。
頭では理解しているものの、じゃんけんで決めたというのが・・・・
まあ、九尾を選んでも同じような結果だからいいのだが。
ただ、獣型の九尾に乗れるか乗れないか位で。


「これで、もう問題はないわね。」
後はもう目的地にあおい達を転送させればいいだけ。

あおいの兄とかあとでうるさいだろうがそこはキャスが何とかしてくれるはず。
でも、また異世界旅行行かれて迷子になったらどうしよう・・・。
あ、あおいの兄に行かせればいいのか。


なぜか不安そうな顔をするあおい
「・・・もしかして英里が送るの?」
それだけは勘弁して欲しい。
絶対嫌だ。
なぜなら、とんでもない所に飛ばすからだ。

「大丈夫よ。なんか今調子良い気がするのよね。」
うわ~、ものすごく不安。
あの昼寝のときの夢はこれを暗示していたのか・・・・
悪い予感大的中。


「では、主お気をつけて。」
「うん、九尾も無理しちゃだめだよ?お留守番ヨロシク!」
最初から波乱の予感だけど・・・
うん、良い人達に出会えるといいな。
今まで色んな世界に行って、出会ってきた。
いつも楽しみにしてる、けど同時に怖いとも思う。
もし拒絶されたら?もし嫌われたら?
それは私の中で一番恐れていることだから


また、ぽんと頭にてが置かれる感じがした


「主様なら、大丈夫ですよ。」
「そうそう、お前馬鹿みたいに純粋だから。」
私が不安なのに気づいてからは旅に出る前のお決まりの台詞。
九尾はやっぱり頭を撫でてくれる。

「ふふっ、いい事教えてあげる」
「何?」
「       」
小さく私にだけ聞こえるように英里は小声でそう言った。
そして、笑って手を振って言った



「いってらっしゃい。」
「いってらっしゃいませ。」



「うん!いってきます!」

英里が杖をかざして呪文を唱えだし、足元には色々なのが組み合わさった魔方陣が浮かび、光で私たちを包み込んだ。
そして私たちはまだ見ぬ世界へと旅立った。



「・・・あおいが・・・」
あおい達が旅立った後、英里は呟くように言った言葉。
「主がどうか・・・?」
なにか問題でも起きるのだろうかと思った九尾はその言葉の続きを求めるように問うた


「・・・あおいが、過去のしがらみから抜けるきっかけがあっちの世界にあるといいわね・・・」
「・・・あの過去はきっとずっと主に付き纏います。」
まだ精神の弱い幼子にはつらすぎた過去。
14才にしてはつらい、そして重い過去。
それは今もまだ時折、纏わり付いてくる。



(どうか、何も起こらない事を・・・)
ー傍で守れない俺は祈るしか無かったー


~下へ続く~
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無題
こっそりと今晩和。
コメントはしても…宜しかったでしょうか?

あおいちゃんの過去とか世界樹のこととかが少しずつ明かされていくのに凄くワクワクしながら読んでいますww

あおいちゃんを追いかけるエドワードさんを追いかける朔くんとキャスなんてどうでしょう(笑)とっても素敵だと思います^^(愛の連鎖
では、乱文失礼しました。
こもの 2008/06/06(Fri)18:41:35 編集
こっそりとレス
おおう、コメントありがとうございます!
全然大丈夫ですぜ
なにやら訳分かんない事になってますが、あおいや世界樹の事が掘り下げられたみたいで良かったです^^
もう、読んでも分かんないんじゃ・・・とか思ってましたから。
愛の連鎖w
エドワードさんが逃げ続ける理由に困ってましたが、後ろから殺気がしてたら迂闊に止まれなくなりますね!
よし!一刻も早く朔の細かい設定を考えねば!
では、コメントありがとうございました!
雷蝶 2008/06/07(Sat)00:07:46 編集
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